2016年2月3日水曜日

160128 琉球新報 島尻氏、知事に辺野古容認迫る 宜野湾市長選受け「現実的解決法」

http://ryukyushimpo.jp/news/entry-211691.html

 自民党県連会長の島尻安伊子沖縄担当相は27日までに共同通信のインタビューに応じ、現職が再選された宜野湾市長選の結果について「普天間の一日も早い危険性除去と全面返還を求める声が、辺野古移設に反対する声に勝った」と述べ、辺野古移設に反対する翁長雄志知事に対して「現実的な解決方法として辺野古移設も選択肢に加えてほしい」と辺野古移設を容認するよう求めた。
 選挙結果を移設推進の立場から評価し、翁長知事に辺野古移設阻止の公約を転換するよう迫った形だ。
 選挙の出口調査からは、辺野古移設に反対する層の一定程度が当選した佐喜真淳氏に投票したことが有権者の傾向として示されている。「一日も早い危険性の除去」や「全面返還」の求めは「辺野古移設反対」と矛盾する考えではないが、島尻氏はこれらを対立したものとして発言した。
 島尻氏はインタビューで翁長県政の課題について「辺野古移設反対だけが県政ではない」とも指摘し、翁長氏をけん制した。安倍政権の支援を受け市長選で当選した佐喜真氏は普天間の返還・移設問題で「固定化の阻止」「基地負担の軽減」を掲げたが、辺野古移設について賛否は示さなかった。

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