こころが開いている時だけ、この世は美しい。(ゲーテ格言詩)
この言葉からも、ゲーテは私たちが生きるこの世界を美しく見ていたのであろう。
ただ彼も人間であった。
人生に恋に、悩み苦しむ人間でもある。
しかし、常にこころを世界に開こうと常に努めた人であった。
「こころが開いている時だけ、この世は美しい」の言葉には続きがある。
「おまえの心がふさいでいるときには、おまえは何も見ることができなかったのだ」
自分の心が沈み塞がっている状態を良しとしなかったのである。
ゲーテの一つ一つの言葉は、現代の困難な時代に生きる私達を激励し鼓舞してくれる。 今一度、ゲーテの言葉に耳を傾けてみようではないか!
ゲーテは、常に瑞々しい新鮮な心で、現実をありのままに受けとめ、しかも現実におぼれることなく、理想をもってそれに対処した人であった。
現代の複雑で困難な時代の中にあって、自分自身を活かし常ににいきいきと生きるために、このゲーテの言葉に心をひそめるべきであろう。
ゲーテの言葉と通して心の対話を通じて、示唆に満ちた豊かな言葉の泉から、われわれ現代人への自分らしく生きるための知恵を汲み取ることが出来る。
ゲーテの言葉には本当の生き方を求めるものに、今も珠玉の知恵と輝きを放ち生きているだ。
http://goethe.shiga-saku.net/e727657.html
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