グローバリズムに執着する朝日と産経新聞
小林よしのり
BLOGOS 2017年01月19日
http://lite.blogos.com/article/206667/
イギリスのEU離脱にしても、トランプの保護主義にしても、朝日新聞も産経新聞も、ただ馬鹿みたいに批判している。
グローバリズムで「中間層の崩壊」と「格差拡大」が進むことを「善」だとするらしい。
つまりこの二紙は、左派と右派の両極にあるように見えながら、実は「新自由主義」「グローバリズム」大賛成という点では同じ主張なのだ。
ここで注意しなければならないのは、グローバリズムは「国家」を「市場」に隷属させるイデオロギーであり、ナショナリズムの対極にある。
グローバリズム(世界市民)VSナショナリズム(国民主義)という戦いがあるのであり、わしはナショナリズムを保守する者である。
朝日も産経も、実は「世界市民」のイデオロギーを持つ「左翼」新聞なのだ。
保守とはカネのために主権を売り渡す立ち場ではない。
カネで魂は売らない、カネで主権は渡さないという立ち場こそが真の保守である。
メイ首相とトランプ大統領の登場によって、いよいよ「保守とは何か」が問われる時代になってきた。
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