2016年9月11日日曜日

160911 百合 花梨さんのフェースブックより

百合 花梨さんのフェースブックより

貧困を解消すれば、ほとんどのテロや紛争は解決できる。
・・・お腹いっぱい食べられて、家族が笑顔なら、
誰も命を捨てて争おうとは考えない。

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1848969361989587&id=100006296220307&fs=1

百合 花梨
その貧困を創り出しているのは、誰か?  ・・・残念ながら、機関者は逆方向へ走り続けている。

戦争の最大の目的は、
「全体的な生活水準を向上させない」
(=社会の技術的・工業的生産物を使い果たす)ことだ。
もし、全体に行き渡る富(=技術的・工業的生産能力による産物)が
使い果たされることなく増大すれば、
飢餓も過剰労働も不潔も非識字も疾病も、数世代で解消され・・・
階級社会が崩壊する危険がある。

誰もが短時間しか働かなくなり、食べる物は十分で、
バスルームと冷蔵庫のある家に住み、自動車を所有し、
余暇と安定を享受する世界になれば、貧しさに麻痺していた大勢の人々が、
文字を知り、自分の頭で考えるようになってしまうからだ。

そうなったら、大衆は遅かれ早かれ、
特権的な少数者が何の働きもしないで莫大な富を得ていることに気づいて、
特権階級を一掃してしまうだろう。
長期的に見れば、「階級社会は貧困と無知の上にのみ可能」なのだ。

つまり、意図的に貧苦の瀬戸際に大衆を置いておくことによって、
身近の小さな階級の差異に、大衆の関心が向くようにする。
更に、小さな特権集団ごとにそれぞれの利権や差異を目立たせることで、
その小さな集団ごとに対立軸を創出することが出来る。

だからこそ、「貧困と無知」創出に必要な破壊をやってのける戦争は、
支配層にとっては有効なツールなのである。

したがって、戦争の目的は、決して領土征服や領土防衛、
民を守るためなどではなく、権力体制を安定維持するためなのだ。

そして、その際に活躍する大量破壊兵器の生産は、
常に経済的「無駄」と密接に関わってきた。
「そんな無駄な浪費をするくらいなら、
貧困層の子供たちを救うために使うべきだ」という声が上がるのは当然だ。
しかし、配備されるか否か定かでない一兆ドルもする兵器システムを
購入するのも、農民に補助金を出して農作物を破壊させるのも、
ツエツエバエの性生活の研究費を支給するのも、・・・
一見バカげた壮大な浪費にも思えるが、実は支配層にすれば理にかなったものなのだ。

こんなくだらない浪費政策の裏にある大きな目標は、
「国家の資源を浪費すること」だからだ。

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