2016年3月7日月曜日

関西市民連合@3/7発足記者会見

関西市民連合@3/7発足記者会見 @shiminrengo_ksi

https://mobile.twitter.com/shiminrengo_ksi/status/706663711390347267

「関西市民連合」の発足記者会見が始まりました。
中継はこちら→(link: http://ustre.am/zApf) ustre.am/zApf

SEALDsKANSAI大野「取り組みのうち、特に市民・野党共闘のための議論の場作りに力を入れたい。市民が政治家を知り、政治家が市民を知る場を作ることで、より民主主義は成熟していくのではないのかと。」


安全保障関連法に反対する関西の大学有志の会から、岡野八代先生「現政権は、安保関連法廃案、集団的自衛権を容認する閣議決定、そして立憲主義を求めての野党五党の参院選挙での共闘を思想信条を無視した野合のように批判し始めている」

岡野先生「しかし、わたしたち市民が求めてきた共闘、そして市民の声に応えての野党共闘は、むしろ思想信条の自由を保障した憲法の精神を生き返らせるための共闘です。」

岡野先生「わたしたちが今回、こうして五つの柱を立てて、主権者である市民としての一人ひとりの判断で、現政権の違憲状態を正そうとしているのは、自由と平和を求めるそれぞれの異なる生き方を可能にする立憲主義を回復するため、その思いでこうして集まっています。」

岡野先生「そして、実は与党のなかにも、誠実に自らの思想信条に従うならば、現在の安倍政権に批判的にならざるをえない政治家の方もいらっしゃるはずだと信じてもいます。市民も声を挙げる、その声に是非、政治家としての良心と気概をもって応えてほしいと思っています。」

安保関連法に反対するママの会から、弘川「ママの会は現在全国で70団体以上立ち上がっている。私の地域では、憲法カフェや勉強会などを開き、出来る人が出来る範囲で活動してきた。」

ママの会 弘川「私には2歳の娘がおり、はじめての子育てに追われながら、彼女が周りの大人に対し、全幅の信頼を寄せている姿に感銘を受ける。しかし、海の向こうで同じように子どもが信頼を寄せる大人に裏切られ、命を落とす姿を見てママの会への参加を決めた。」

ママの会 弘川「安保関連法に反対し、子供を守る政治のためには選挙でそれに適った政治家を国会に送らねばならない。普段の地域での取り組みと、関西市民連合の動きを合わせて、大きなうねりを作りたい。より多くのママ、パパ、じいじ、ばあばたちに伝え続けていきたい。」

SADL小川郁「SADLは昨年の2月から民主主義と生活を守る有志、として活動をしています。昨年は大阪市における特別区設置住民投票、いわゆる大阪都構想、安保法制に対しては反対の運動を、大阪W選挙では自民党大阪府連の柳本さん、栗原さんを応援する運動をおこなってきました。」

小川郁「こまめに街に出て道行く人とこれらの問題について対話をすること、関心を拡げることを大切にしています。安倍政権は、私たちのように明確に安保法制に反対したり、安倍政権を批判している人たちだけでなく、この国に暮らしている全国の市民を無視した政治をしているように感じます。」

小川郁「国会で無茶苦茶な答弁をしても、私たち市民がすぐに関心を失うだろうと思っているのでしょう。今までの政権なら即辞任に追い込まれるような発言をしてもうやむやにしたり、開き直ったり。完全に「国民」を舐めているといえると思います。」

小川郁「私は1人の市民として声を上げています。すべての政策に精通しているわけでもなければ、明確なビジョンを持っているとも限りません。」

小川郁「でも、政治の専門家でなくとも、自分の生活に関わること、この国の将来に関わることに、無関係ではいられないはずです。そしてそれに対して、誰でも思ったことを表明していいのだと考えています。」

小川郁「参院選に向けて野党5党が共闘することが決まりましたが、これは私たち市民の声が政党を後押しした結果です。今後も野党共闘を後押しすること、それと、今、政治や選挙に無関心である人たちをいかに巻き込むか、そこに力を入れていきたいと思っています。」

SEALDsKANSAIから塩田「学生としては、学費の問題が大きい。現在、日本の特に私立大学は学費が非常に高い。奨学金は実質借金に値するものであり、何百・何千万という借金を抱えて社会人にならねばならない。」

塩田「また、経済的徴兵制という話題も耳にするようになった。教育を受けたい人に借金などを課す現状に疑問がある。一部の人だけではなく、より多くの市民が政治に関わる場にしたい。」

野党統一候補の対象は一人区なのか?「奈良・滋賀・和歌山の一人区に力特にをいれてやっていきたい。ただし、複数区においても、投票を呼びかけるなどを通して参院選全体を盛り上げていきたい。」

市民と距離の近い公開討論とは?
「今までの公開討論のあり方だと広く市民には伝わりにくかった。たとえばそこで使われる言葉1つ取っても、距離の縮まる言葉を選ぶ必要がある。市民からの質問をその場で受け付けるなどしていきたい。」

野党共闘が目的ではないと言っていたが?「参院選において野党共闘は1つの目標であったので、決まった時は前進を感じた。しかし、最終的な目的・目標が達成されたわけではない。政治家に対して期待やお願いをするのではなく、対等な立場から「要求」する姿勢をとっていきたい。」

関西市民連合発足記者会見終了しました。

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