2016年10月9日日曜日

161008 白紙領収書問題 自民・二階氏「細かいこと追及」

白紙領収書問題 民進・安住氏「何百枚も不自然」 自民・二階氏「細かいこと追及」



http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201610/CK2016100802000130.html

東京新聞 2016年10月8日 朝刊


 菅義偉(すがよしひで)官房長官と稲田朋美防衛相が政治資金パーティーで白紙領収書を受け取り、自身の事務所で金額などを記入していた問題について、民進党の安住淳代表代行は七日の記者会見で「後でまとめて同じ筆跡で同じ日に何百枚(も記入する)というのは不自然だ。法の不備があるなら、法改正も含め検討したらいい」と、政治資金規正法改正の必要性に言及した。


 高市早苗総務相が「法律上問題はない」と主張したことには「与党側の意向に沿った発言だ。ちょっと首をかしげる」と疑問視した。


 一方、自民党の二階俊博幹事長は記者団に「政治とカネの問題で細かいことばかり追及している。そんなことを詰めるより、政治の責任はもっと大きい問題で命がけでやっていくことが大事だ」と述べた。


 公明党の漆原良夫中央幹事会会長は記者団に「法律的に金を出した人が領収書を書いたから全部無効とはならないと思う」と指摘。「政治家同士の場合は信頼関係の中でやっているケースがある。全面的に禁止するのは問題がある」と述べた。


 高市氏は記者会見で「それぞれの党内で統一し、どう改善するか方法を考えていただけると大変ありがたい」と、法改正ではなく、各党の自主的ルールで対応することが望ましいとの考えを示した。

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