2016年10月8日土曜日

161007 政治資金パーティー領収書 総務相「各党で改善策を」

政治資金パーティー領収書 総務相「各党で改善策を」

高市総務大臣は閣議のあとの記者会見で、国会議員が同僚議員の政治資金パーティーに出席した際に支払う会費の領収書の在り方について、国民に疑念を持たれることがないよう、各党で具体的な改善策を取りまとめることに期待を示しました。
閣僚の政治資金管理団体などの収支報告書をめぐって、共産党の小池書記局長は6日の参議院予算委員会で、「政治資金パーティーの主催者から発行された会費の領収書に、あとから金額などが書き込まれたと疑われる同じ筆跡のものが散見される」などと指摘しました。

これに関連して、政治資金規正法を所管する高市総務大臣は閣議のあとの記者会見で、国会議員が同僚議員の政治資金パーティーに参加する場合、直接、現金を持参することが多く、その場合は、その場で領収書を発行するのが難しい実態があると述べました。そのうえで、高市大臣は「国民に疑念を持たれるのはよくないが、法改正を検討すると時間もかかる。同僚議員をパーティーに招待しないようにするとか、あらかじめ定められた会費の領収書を渡すなどの方法もあると思う。今後、各党内で検討して統一的なルールをつくってもらいたい」と述べました。

自民 二階幹事長「大きなことに目を向けよ」

自民党の二階幹事長は記者団に対し、「改善すべきだという意見が多ければ、改善していけばいい。ただ、政治とカネの問題で細かいことばかり追及するのではなく、政治は、もっと大きなことに目を向けていかなければだめではないか」と述べました。

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