6月19日サンデーモーニング
風をよむ「7月10日 参院選投票日」書き起こし
先週につづき「風をよむ」が参院選の争点として改憲を取りあげました\(^o^)/
(ちなみに今朝の時事放談(ゲスト藤井裕久・増田寛也)は参院選の話題で改憲にまったく言及ありませんでした(-_-;))
ここから書き起こし(出だし数秒映像切れ)
街かどインタビュー、3分の2の意味を問われて、
女性「投票しない人の数?」
女性「投票する人じゃない?」
女性「なんか勉強した記憶あるんですけど忘れちゃいました。わかりません」
返ってきたのは少々頼りない返事。さらに質問を続けていくと、
男性「あれじゃないですか。可決するとき3分の2必要じゃないですか」
ポスターや公約集にかかれた3分の2とは憲法改正の発議に必要な議席数のこと。
憲法改正については日本国憲法第96条に規定があります。それを要約すると、まず衆参各議員の全議員の3分の2以上の賛成を得て国民への提案が可能となり、それを受けた国民投票で過半数の賛成を得れば憲法の改正ができるとされています。
憲法については自由民主党は1955年の結党以来自主憲法制定を党是に掲げ一貫して改正を訴えつづけてきましたが、この3分の2の壁が超えられず憲法改正は実現していません。
つい3年前には、
安倍首相「7月の参議院選挙においても我々は堂々と96条の改正を掲げて戦うべきである」
憲法96条で決められた3分の2以上という議席数を過半数に引き下げることを訴えましたが、同じ与党の公明党からも慎重論があり実現には至りませんでした。
そして迎えた今回の参議院選挙。こうした流れの中で現在の議会状況を俯瞰したとき見えてきたのは、(CM)
現在の政治状況を憲法96条の3分の2のいう視点からあらためて見てみると、
現在衆議院では与党である自民党と公明党を合わせた議席数はすでに3分の2を超えています。
しかし参議院ではいまだ3分の2に届かず与党が3分の2にあたる162議席を得るためには非改選の自公の議席76に86議席を上積みせねばなりません。
では3分の2に達する可能性を考えてみると注目すべきは野党の中で憲法改正に前向きな2つの政党の存在。(おさか維新・日本のこころ)
この両党の非改選議席はあわせて8議席。与党を合わせて改憲を目指す4党で残り78議席を取れば3分の2に達するのです。
この国の将来を左右する分岐点ともいわれる今回の参議院選。その参議院選を前に有権者は、
女性「経済のことばかり言っているので、目の前のことにみんないっぱいいっぱいなので、そこに飛びつくじゃありませんか。長い目でみたらもっと大事なことがあるんじゃないかと思います」
男性「今すごく曲がり角にきてるよね。今回は18歳以上が選挙権を得たでしょ。そういった点では若い人すごくまじめだからもしかすると流れがかわるかもしれない」
男性「自分の頭で考えて自分の責任で判断して、棄権だけは避けないといけない。18歳以上が投票できるようになったら若い人はよく考えてほしい。自分たちの問題として」
★動画リンク追加しました。
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18歳選挙権が始まる7月10日参院選挙
若者のインタビューから「三分の二」の意味を知らない人が多過ぎる。
しかし、この選挙の結果によっては・・・
6・19サンデーモーニング 風をよむのコーナーから
以下のリンクからも視聴できます
http://www.dailymotion.com/video/x4hbzp4
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