2017年2月7日火曜日

170206「共謀罪」山尾志桜里vs金田法相2/6衆院・予算委員会

「共謀罪」山尾志桜里vs金田法相2/6衆院・予算委員会

https://youtube.com/watch?v=iZ3T2436xck&feature=youtu.be

山尾「法務大臣、お伺いします、この3事例以外に、立法事実はあるんですか、無いんですか?そして、この3事例は、まさかとは思いますが、立法事実ですよね?立法事実じゃないんですか?立法事実なんですか?
すみません、2点お伺いします。この3事例は立法事実なのか、そうでないのか。そして、この3事例以外に、出すか出さないかは別として、あるのか、無いのか、この2点、明確にお答え下さい」

委員長「金田法務大臣、時間がきておりますので、簡潔に願います」

金田「先ほどから申し上げております通り、検討の方向性、少しでも分かりやすく、ご理解して頂くためのイメージでお出しをしております。そして、成案を得た段階で、きっちり説明をしたい」

山尾「駄目だ答弁、立法事実かどうかも答えてない。立法事実じゃなかったら大変なことですよ」

金田「現行法は、テロ等の未然防止という観点からは不十分であります。共謀陰謀を処罰できる罪も限られております。予備罪が設けられている罪も存在を致しますが、客観的に相当の危険性が必要、未然防止という観点からは、現状では十分とは言えません。テロ組織によるテロ行為は、ひとたび実行されると取り返しがつかない結果が生じるため、計画発覚後はできるだけ早く検挙すべきでありますが、現行法の中だけでは不十分であると言うことでございます。そして、ただ今の3つの事例に加えて出すようにというお話しですが、成案を得た段階で、しっかりと対応をしていきます。以上が私の答弁であります」(再び場内騒然)

委員長「時間が来ておりますので」

山尾「ちょっと、一言言わないとダメだわ、私だって。そんな。全然違うことで時間使ってるからだろ、あるか無いか、立法事実かどうか、答えて下さい」

委員長「速記を起こして下さい、あ、OK、止まってないね、ごめんなさい」

山尾「委員長、止めて下さいよ、だったら委員長、止まってると思ってたんだったら。止まってると思ってたなら、止めないとおかしいよ」

委員長「俺だって委員会13時から~速記を止めて下さい」

委員長「金田法務大臣」(場内「ピシッと」「あるか無いか」「なんで答えられない」)

金田「どのような行為が具体的に現行法では処罰できず、検討中の法案で処罰しうるかというのについては、成案を得てしっかりと説明をしたい。成案がなければ、適切な説明は困難である、このように考えております」

山尾「法務大臣、順番がおかしいですよ。立法事実のあるや無しやは、検討する必要があるかどうかの大前提でしょ?そして今、出す出さないじゃなくて、3つ以外で、現時点で把握している事例が、4事例目があるのか無いのかを答えてくれと言ってるんですよ。もう一つ申し上げます。こういう風に穴が埋まってくると、これはイメージだとおっしゃいました。立法事実だとおっしゃらなかった。大変なことですよ。立法事実じゃないんですか?もしこれが立法事実じゃないとおっしゃるなら、国民に向かった印象操作、イメージ操作じゃないですか。立法事実じゃないものを、こういうものにも対応しなきゃいけないと出してくるなら、おかしいじゃないですか、安保法案の時に、米艦防護とか、ペルシャ湾の機雷掃海とか(委員長「時間が来ております」)、立法事実でないようなものを出してきて、議論が進んだらどんどんボロボロになってった。共謀罪も、そんなことになって欲しくないんですよ。しっかり質問に答えて下さいよ」

委員長「時間が来ておりますので、じゃ、これで打ち切りますんで、金田法務大臣」

金田「お示しをした3事例は、現行法で対処できない事例があり得ることをイメージとして示したものであります。現行法は、条約上の義務を満たしていないことは明らかであり、テロ対策としても不十分であり、立法事実は十分に認められるものと考えております」

山尾「議論できるような状態になっていないということが、よく分かりました。印象操作は止めて頂きたいと思います」

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